加奈子メモリアル手記 愛の一雫

大湾由美子/加奈子 著

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第一章

会話が楽しくて

会話が楽しくて、誰とでも何にでも語りかけます。そして、生きとし生けるものすべてを大切にしています。

「ハエがいるよ、ハエたたきは?」という両親の言葉に、

「お母さん、お願い、たたかないで。ハエさんもチョウチョさんみたいに飛びたいの。ヒラヒラって。お願い、お願い、たたかないで」と娘は言いました。

おかげで、私は小林一茶のような心境になれる母親です。

食事の時は、娘は食が細く、食べる気にさせるのに苦労しました。

「ご飯さんが加奈ちゃんのお口に入りたいって言ってるよ」と言うと、
「お母さんのこの人形劇、加奈ちゃん面白いよ。お野菜さん、待っててね。後で食べてあげるからね、順番、順番」と言いながら食事をします。

「人形劇」だと分かっていながら、私もその世界にのめり込んでいました。

アニミズムと現実を行き来する三歳の頃です。情緒豊かな生活を送ることができ、母親として子育ての至福を味わう毎日でした。

会話が楽しくて


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まさや
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2022年に出版された「加奈子メモリアル~愛の一雫~」(大湾加奈子・大湾由美子 著)を連載、紹介しています。
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